こんな検定あったんだ。
気づかないうちに
ストレスを抱えることがあるよね。
心の健康は体の健康と同じくらい大切。
詳しく見てみよう。
メンタルヘルス・マネジメント検定試験とは
働く人にとって、心の健康管理(メンタルヘルス･マネジメント)はきわめて重要な課題です。
仕事や職場環境に対して、ストレスを抱える人は増加傾向であり、心の病を未然に防ぐためには、心の健康管理の知識を正しく理解し、ストレスに対処することが重要です。
メンタルヘルス･マネジメント検定試験は、働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得するための検定試験です。
メンタルヘルス･マネジメント検定試験は３コースあります。
| コース | Ⅰ種 （マスターコース） | Ⅱ種 （ラインケアコース） | Ⅲ種 （セルフケアコース） |
| 対象 | 人事労務管理スタッフ、 経営幹部 | 管理監督者（管理職） | 一般社員 |
| 目的 | 社内のメンタルヘルス 対策の推進 | 部門内、上司としての 部下のメンタルヘルス 対策の推進 | 組織における従業員 自らのメンタルヘルス 対策の推進 |
| 到達 目標 | 自社の人事戦略・方針を踏まえたうえで、メンタルヘルスケア計画、産業保健スタッフや他の専門機関との連携、従業員への教育・研修等に関する企画・立案・実施ができる。 | 部下が不調に陥らないよう普段から配慮するとともに、部下に不調が見受けられた場合には安全配慮義務に則った対応を行うことができる。 | 自らのストレスの状況・状態を把握することにより、不調に早期に気づき、自らケアを行い、必要であれば助けを求めることができる。 |
当クラブでは、
Ⅲ種・セルフケアコースをおすすめします。
受験するには
申込み場所
大阪商工会議所が主催。
■ 公開試験
年2回、全国15都市の指定会場で一斉に実施。
■ 団体特別試験
企業・団体・学校が、所属する従業員や職員、学生を対象に、メンタルヘルスケアに関する教育・研修の一環として、メンタルヘルス・マネジメント検定試験を実施。
試験日
2022年度：Ⅲ種・セルフケアコース
| 第33回 | 第34回 | |
| 施行日 | 2022年11月6日（日） | 2023年3月19日（日） |
| 申込期間 | ＜一般受付＞ 9月16日(金)～ 9月29日(木) ※ コンビニ店頭決済 9月25日(日)まで | ＜一般受付＞ 2023年1月27日(金)～ 2月9日(木) ※コンビニ店頭決済 2月5日(日)まで |
| 受験地 | 札幌、仙台、さいたま、千葉、東京、横浜、新潟、浜松、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、高松、福岡 （上記の中から受験地を選択していただきます。） | |
受験資格
誰でも受験できる。
受験費用
Ⅲ種・セルフケアコース
5,280円
受験内容／合格率
Ⅲ種・セルフケアコース
| 出題内容 | ① メンタルヘルスケアの意義 ② ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識 ③ セルフケアの重要性 ④ ストレスへの気づき方 ⑤ ストレスへの対処、軽減の方法 ⑥ 社内外資源の活用 |
| 時間 | 選択問題：2時間 |
| 配点 | 100点 |
| 合格基準 | 70点以上の得点 |
合格率はどのくらいだろう？
2020年度、2021年度の合格率
| 受験者 | 合格者数 | 合格率 | |
| 第32回 | 4,849人 | 3,121人 | 64.4％ |
| 第31回 | 5,371人 | 3,824人 | 71.2％ |
| 第30回 | 5,051人 | 4,135人 | 81.9％ |
| 第29回 | 5,046人 | 4,361人 | 86.4％ |
勉強方法
合格率を確認すると、2020年度は8割、2021年度は約7割が合格している。
しっかりとテキストを読み込み、内容を理解すれば合格できる難易度です。また、過去問などの問題集を組み合わせれば、より合格率が上がります。
おすすめ本
主催する大阪商工会議所が発行している公式テキスト。出題内容ごとに順番通りまとまっており、内容把握はこのテキストのみで受験できます。
 | メンタルヘルス・マネジメント検定試験公式テキスト3種 セルフケアコース [ 大阪商工会議所 ] 価格:2,200円 |
公式テキストだけでは、心もとない人は過去問題集がたくさい掲載されたこの一冊。直近9回分の試験問題を厳選し、公式テキストに従って分類したうえで詳細に解説しています。
 | メンタルヘルス・マネジメント検定試験3種セルフケアコース 過去問題集 [ 春日 未歩子 ] 価格:1,980円 |
総括
当クラブでは、メンタルヘルス・マネジメント検定試験を
生活・趣味に分類しました。
現在、仕事や職業生活に強い不安や悩み、ストレスを抱える人は増加傾向にあり、心の不調による休職や離職が増加しています。
そうならないためには心の健康を保持し、ストレスやその原因となる問題に対処していくことが大切です。
メンタルヘルス・マネジメント検定試験のⅢ種セルフケアは、一般社員対象に自分でストレスに気づき、ケアできるようになるための基礎知識を学ぶことができます。
豊かに生活するためには、体の健康、心の健康ともに、とても大切です。
自分の心の健康管理をできるように正しい知識を学べば、家族、友人などのサポートとしても活用できます。
転職や副職には有利ではありませんが、これから先ずっと健康で働いていくためにも、まずは自分のために試験を受けてみませんか？
